休みのたびに襲ってきた台風もさすがに襲来する間隔を広めてきました。

そんな中、いつもと違う場所にも出かけてみます。

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釣れるのはクロ(グレ)とサバばかり 情報を追って釣行するとたいてい失敗する、の良い見本となった今回の釣行

結果玉砕。いつも『釣れる』釣りばかり続けていると『こらえ性』がなくなりダメですね。

で、次の週はいつもの場所へ。

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色々な釣法のお客さんがそろった ダンゴ、カゴ、そして我々のフカセ
ポイントがほぼ一緒なので心の中ではプチトーナメント状態

結果、季節の変わり目特有の状況に入ったのかこちらも芳しくなく。
とはいっても、3キロクラスの真鯛が3匹上がったので良しとしなければならないでしょう。



ところで皆さん『ルアーとエサどっちが釣れる』って考えた事、ありません?
同じ条件で比べることができない以上、結論はでないのですがその傾向はわかります。

例えば身近なターゲットである真鯛を『鯛ラバと餌』で比較した場合。

鯛ラバにかかわらずルアーで狙う場合、活性の高い個体を探しながら釣ることになります。

その際、船長のスキルに依存するパートが多くなり我々アングラーができるパートはおそらく2割程度となるでしょう。
対して、今足しげく通っている掛かり釣りの場合、ポイントは固定、後は撒き餌などでステージを作り上げることになります。
真鯛を餌で釣るとき同じ海域では、カゴ釣り、ダンゴ釣り、ズボ釣り、フカセ釣り、と行われていますが平均してサイズ、数ともに揃うのがフカセ釣りです。

活性の低い時、潮が流れない時など、どうやってもお手上げ状態になることが多い鯛ラバですが、それ自体に集魚力のある餌釣り、しかも自然に流せるフカセ釣りですと何とかなる場合が多いのです。

よって文頭の疑問の答えは『やっぱり餌のほうが釣れる』です。

『魚から見る鯛ラバ』は、例えてみれば焼肉やステーキ、お寿司なのでしょう。おなかがすいているときに見ると実に魅力的、でも毎日や体調の悪い時、気分じゃない時は見るのも嫌。
たいして『オキアミ』は日本人におけるご飯みたいなもので毎日食べれるし、多少体調の悪い時でも大丈夫。病気で寝てる状態でも上から降ってくるオキアミは口を開けてれば労せずして食べれますし。


ルアー釣り全般に言えることですが、ことさらにゲーム性の高さをうりにする記事を見かけます。
しかし、ルアー釣りでゲーム性の高さを売りにできるのはバスのボートゲームくらいではないでしょうか?


『あ~っ、あの人釣れてないな~、次はこう流そう』
『こいつ生意気だから逆から入れてやれ!!』


ソルトゲームで一番ゲーム性が高いもの、それは、言わずと知れた

『船長』

でしょうね。