最近足しげく通っている掛かり釣りのフカセ五目。

一つ問題点が・・・・

和船タイプの喫水の近いモノが多く、さらに一日中座った状態でラインを凝視しているためモロに照り返しの太陽光線を浴びることとなります。
立ちっぱなしのルアーフィッシングとこれほどまでに違いがあるとは考えもしませんでした。

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水面が近いこの釣りは目にかかる負担も相当なもの

他の釣りでは感じたことのない目の疲れを感じたため、『いっちょ新調すっか!!』と相成りました。

釣りで使用する偏光レンズといえば、そう、泣く子も黙るタレックス。

無ければないで釣りが成立してしまうというニッチ分野だったものを『無くてはならないモノ』にまでに押し上げた功績は他の追随を許しません。

今回、満たしていなければならない条件は光量透過率が低いもの、すなわち暗いレンズ。
さらに下からの光をできるだけ遮ってくれるフレーム形状。

釣具店やメガネ屋さんにある『つるし』のタレックス製品はZEALのフレームと合わさっていることが多く、しっくりくるものがありませんでした。

そこで目に留まったのがレイバンの『ポラロイドレンズ

たいていの大型ショッピングモールにおいてありフレームの種類も豊富。もしレンズが気に入らなくても信頼できるショップでレンズを入れれば良し、コスト的にもそちらの方が安く済む、という算段。

早速購入しとりあえずいつものように車の運転で使用します。がしかし・・・・

『なんじゃこりゃ?』

実際に使用してみると明らかに釣りに使用できる条件を満たしていない。

レンズ2
レイバンのポラロイドレンズ 少し掛けていると気持ちが悪くなるレベル

掛けて運転すると危険なレベルのブレ。

おそらくレンズの歪みからくる違和感だと思いますが、メガネ屋さんで実際に見てもらいました。

レンズ
左レイバン 右タレックス
カーブの違いはあるもののタレックスのゆがみはほとんどない

もともとの製品ムラなのか入れるときの施工ミスなのかはわかりませんがやはりひどい歪みでした。

レンズ4
虹色にモヤッている部分がいわゆる歪み レンズ全体がこんな感じ


ここで特定の製品をこき下ろすのもなんですが、ほぼ釣り人しか見ていない弱小ブログの言うことですのでレイバンの屋台骨が揺らぐことはないでしょうからまあ良いでしょう。

『安かろう悪かろう』という言葉がありますが必ずしもそうとは限りません。

レンズ5
アウトレットモールの中庭のワゴンでよく売っているイメージの『アイゾーンニューヨーク』
レンズカラーはタレックスでいうとアクションコパーに近い感じ
お手頃価格ながら歪みの少ないレンズは優秀 ただ『アイゾーン』と検索すると思いがけない結果が表示されるので注意が必要

もう4~5年使用していますが『ⅰzone NEW YORK』(リンクあり)は歪みもなく問題なく使えていますのでお勧めです。
消耗の激しいソルトでの使用ということであれば尚のこと値段がお手頃というのはありがたいことです。